フッ化物洗口事業研修会

令和5年2月10日午後8時より、小倉歯科医師会館で「フッ化物洗口事業研修会」が行われた。
最初に北九州市歯科医師会会長の吉岡眞一先生より、むし歯予防事業が洗口法になった経緯についてお話があり、続いて北九州市歯科医師会専務理事の板家隆先生より「新しいむし歯予防として塗布から洗口へ」というタイトルでフッ化物の利用方法と予防効果について説明していただいた
北九州市はDMFT(一人平均むし歯本数)の数値が全国的にも高く、その状況を改善するためにぜひともフッ化物洗口の実施率を上げるよう、出務する先生方へ実施勧奨を行ってほしいとのことであった。
最後に小倉歯科医師会学校歯科保健理事の上田雄造先生より、フッ化物洗口事業における学校歯科医・協力医の役割について、すでに開始している学校と、令和5年度から開始する学校とに分けてフッ化物塗布からフッ化物洗口へ変更になるにあたり、フッ化物洗口までのスケジュールや校医としての業務について詳しく説明があった。
新しい事業のため、校医として担当する小学校と連携してスムーズにフッ化物洗口事業が進み、北九州市の子供たちのう蝕予防に貢献できるよう邁進していこうと思います。